3年前に突如現れた外国人風カラーの風雲児
[notification color="turquoise"]ウエラ イルミナカラー[/notification]
インスタグラムやツイッターなどのSNSをされている方は嫌でも目にするかと思います。
イルミナカラーとはカラー剤の名称なのですが、よくカラースタイル?の名前と勘違いされている方が多いので、大きな声で訂正しておきます。
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イルミナカラーは薬剤の名前です!!
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では本題へ!
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イルミナカラーとは日本人特有の髪の赤味を消すことに特化した薬剤
簡単に述べるとこんなところです。
髪の内部にはメラニンが含まれています。肌と一緒でメラニンが形成されます。
メラニンは大きく分けて2つ
ユーメラニン
日本人はこのメラニンが多いのが特徴です、赤褐色〜オレンジ色をしているメラニン色素です。
フェオメラニン
白人などの方はこのメラニンが基本構造となっており、黄色〜白色などのメラニン色素です。
日本人はユーメラニンが9割を占めているっと思ってもいいと思います。
なので、髪の毛が赤く、オレンジっぽくなりやすいのです。
ただフェオメラニンがないわけではないので、ユーメラニンを壊していくとフェオメラニンが出てきます。
それが髪の毛が黄色っぽい感じ。っとなるわけです。
イルミナカラーはこのユーメラニンをしっかりと壊してくれます。
言い直すとアルカリ度が高いので力の強い薬剤です。
そして彩度(色が濃い)が高めなので、しっかりと発色させることで、赤味の少ないヘアカラーを実現しているのです。
この話を聞くと
[notification color="turquoise"]薬剤の力が強い=ダメージがある[/notification]
と考えられる方もいらっしゃると思います。
従来のカラー剤に比べるとアルカリ度が高いので、やはりダメージは増えます。
その分、タイムコントロールや薬剤の塗布量など美容師さんの技量が問われたりも。
従来のカラー剤は極力ダメージを少なくする
が基本的な構造でした。
しかしイルミナカラーは真逆の代物とゆうわけです。
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イルミナカラーのメリットデメリット
メリット
日本人特有の赤味を消し、透明感のある寒色系(アッシュ、ベージュ、マット)などにしてくれる。
暖色系の薬剤も出ていて、そちらも発色かなり良い。
[marker style="thin" color="pink"]美容師側も簡単に赤味を消せるので施術が楽である。[/marker]
デメリット
美容師さんの技量や考え方などがしっかりしていないと、よりダメージに繋がる。
従来のカラー剤に比べて退色は早め
従来のカラー剤よりダメージはある。
色々考えて上げだすとキリがないですが、思いつく感じではこんな感じです。
SNSやネットの情報なんかでもデマカセのように、
[notification color="red"]イルミナカラーは痛みません!![/notification]
と記載していたり、うたっている美容室、美容師さんも実際いらっしゃいます。
情報社会なので簡単に流されず、メリットデメリットをしっかり把握しましょう♪
僕もイルミナカラーはよく使いますが、ダメージは最小限に抑えるようにはしていますよ
その辺りは気になる方はまたお店で質問しにきて下さい☆